光子と物質との相互作用には、次の5つがある。
1.光電効果
2.コンプトン散乱
3.電子対形成
4.レイリー散乱
5.光核反応
これらのうち光子のエネルギーに応じて、0.1〜0.5MeV以下のエネルギーでは光電効果が、0.5〜5MeV程度のエネルギー範囲ではコンプトン散乱が、5MeV以上では電子対形成が主たる相互作用となる。また、原子番号Zについてみると、Zが小さい物質に対しては広いエネルギー範囲にわたりコンプトン散乱が主要な相互作用となり、断面積はZの1乗に比例して大きくなる。また、Zが大きくなるに従い、低エネルギー側では光電効果が、高エネルギー側では電子対形成が支配的な相互作用となり、それぞれZのおよそ5乗、及び2乗に比例して断面積は大きくなる。一方レイリー散乱は光子の弾性散乱に起因し、光子がエネルギー損失すること無しに散乱し、方向を変える現象をいう。また、光核反応は光子エネルギーが数MeV以上になったときにのみ重要で、高エネルギー光子が直接原子核に入射し、物質と(γ、n)反応などを起こして原子核より中性子を放出させる反応をいう。
β壊変にはβ+壊変、軌道電子捕獲、β−壊変の3つの壊変形式がある。このうち、β+壊変は原子核内の陽子が陽電子とニュートリノを放出して中性子に変わる過程で、この例には22Naがあり、壊変後22Neとなる。また、22Naが壊変するときに陽電子を放出せずニュートリノだけを放出して22Neとなる過程が存在する。この壊変形式が軌道電子捕獲であり、壊変後の原子は励起状態にあるため特性X線あるいはオージェ電子が放出される。これら2つの壊変過程は互いに競合し、22Naの場合の分岐比は前者が約90%、後者が約10%である。
低速中性子の検出に6Liの(n,α)反応が用いられる。この反応のQ値を4.8MeVとすると、生成するα粒子及び3Hに与えられるエネルギーは、それぞれやく2.1MeV,及び約2.7MeVとなる。
1.光電効果
2.コンプトン散乱
3.電子対形成
4.レイリー散乱
5.光核反応
これらのうち光子のエネルギーに応じて、0.1〜0.5MeV以下のエネルギーでは光電効果が、0.5〜5MeV程度のエネルギー範囲ではコンプトン散乱が、5MeV以上では電子対形成が主たる相互作用となる。また、原子番号Zについてみると、Zが小さい物質に対しては広いエネルギー範囲にわたりコンプトン散乱が主要な相互作用となり、断面積はZの1乗に比例して大きくなる。また、Zが大きくなるに従い、低エネルギー側では光電効果が、高エネルギー側では電子対形成が支配的な相互作用となり、それぞれZのおよそ5乗、及び2乗に比例して断面積は大きくなる。一方レイリー散乱は光子の弾性散乱に起因し、光子がエネルギー損失すること無しに散乱し、方向を変える現象をいう。また、光核反応は光子エネルギーが数MeV以上になったときにのみ重要で、高エネルギー光子が直接原子核に入射し、物質と(γ、n)反応などを起こして原子核より中性子を放出させる反応をいう。
β壊変にはβ+壊変、軌道電子捕獲、β−壊変の3つの壊変形式がある。このうち、β+壊変は原子核内の陽子が陽電子とニュートリノを放出して中性子に変わる過程で、この例には22Naがあり、壊変後22Neとなる。また、22Naが壊変するときに陽電子を放出せずニュートリノだけを放出して22Neとなる過程が存在する。この壊変形式が軌道電子捕獲であり、壊変後の原子は励起状態にあるため特性X線あるいはオージェ電子が放出される。これら2つの壊変過程は互いに競合し、22Naの場合の分岐比は前者が約90%、後者が約10%である。
低速中性子の検出に6Liの(n,α)反応が用いられる。この反応のQ値を4.8MeVとすると、生成するα粒子及び3Hに与えられるエネルギーは、それぞれやく2.1MeV,及び約2.7MeVとなる。

